日本ペドロジー学会2018年度大会・野外巡検等のお知らせ(第二回)

日本ペドロジー学会2018年度大会・第57回公開シンポジウム・
第64回野外巡検・第4回ワンポイントセミナーのお知らせ(第二回)


日本ペドロジー学会2018年度大会のお知らせ


日本ペドロジー学会は,2018年度大会を以下の要領で開催いたします(公益財団法人大幸財団後援)。本大会は,ポスターセッションおよび公開シンポジウムの2部構成です。ワンポイントセミナー(3月1日)と野外巡検(3月3~4日)も開催いたします。皆様の参加を心よりお待ちしております。

日時:2018年3月2日(金) 9:30-17:00

会場:名城大学天白キャンパス共通講義棟東 (愛知県名古屋市天白区塩釜口1-501)
    アクセス案内   http://www.meijo-u.ac.jp/about/access/
    キャンパスマップ http://www.meijo-u.ac.jp/about/campus/tenpaku/
日程
9:30− 受付開始(共通講義棟東 3階)
10:00−12:00 ポスターセッション(共通講義棟東 3階 H303)
昼食
13:00−13:30 総会(共通講義棟東 3階 H302)
13:30-17:00 公開シンポジウム(共通講義棟東 3階 H302)
17:30−19:00 懇親会(タワー75 15階 レセプションホール)

大会実行委員長:村野宏達(名城大学)

参加費等:公開シンポジウムの参加費は無料です。ただし,シンポジウム講演・ポスター要旨集は有料(1,500円)です。懇親会費は事前参加申込(2018年2月2日まで)の場合5,000円(学生2,000円),当日申し込みの場合は6,000円(学生3,000円)です。

事前参加申込:2018年2月2日までに別紙の「大会参加申込書」にてお申込ください。

ポスターセッション発表申込について
発表希望者は,参加申込用紙より2018年2月2日までに事前参加登録を行った後,E-mailにて2018年2月9日までに,A4サイズ1枚の要旨を添付ファイル(Windows版MS-Word)で下記の送付先までお送りください。ただし,発表者(○印がある人)は学会員に限ります。発表者は,講演要旨集をご購入下さい。
要旨作成のフォーマットは,表題(MS Pゴシック14ポイント,中央揃え),発表者氏名・所属(MS Pゴシック12ポイント,講演者名の前に○印),1行以上空けて,本文(MS P明朝10~12ポイント)を記載してください。余白は,上下左右,ともに25mm以上空けてください。
ポスターはA0サイズ(幅90cm×高さ120cmのボードに貼れるサイズ)で作成をお願いします。また,発表要旨はペドロジスト誌(62巻1号の予定)に掲載いたしますので,あらかじめご了承ください。なお,送付いただいた要旨原稿をそのまま利用しますので,発表者に追加でお願いする作業はございません。

参加費の支払い:参加受付された申込者には,後日E-mailにて振込先をお知らせしますので,参加費を2018年2月16日までにお振込下さい。

申込書および要旨送付先:東北農業研究センター 若林正吉  E-mail: shokichi@affrc.go.jp

第57回公開シンポジウム「土壌の有機物について考える」

趣 旨:古くから表土の流出が土壌の肥沃度の低下と関連付けられることから,土壌の有機物の重要性がわかる。また,土壌中には植物遺体,腐植物質,炭化物が,物理的・化学的に連続的な変化を示しながら種々の形態で存在している。本シンポジウムでは,土壌の有機物の存在について様々な角度から捉えるともに,その機能について吸着の側面から参加者とともに考えてみたい。

1.「土壌有機物の環境科学的側面:土壌吸着の果たす役割」 13:30-14:10
村野宏達 氏(名城大学農学部)
2.「湿原の環境と土壌:特に泥炭湿原と鉱質土壌湿原の比較」14:10-14:50
富田啓介 氏(愛知学院大学教養部)

(休憩)

3.「埋没土壌の炭化物生成時の周辺環境と炭化物の残存過程」15:20-16:00
井上 淳 氏(大阪市立大学大学院理学研究科)
4.「腐植の性状と蓄積」 16:00-16:40
渡邉 彰 氏(名古屋大学大学院農学研究科)
5.総合討論 16:40-17:00

コンビーナー:礒井俊行(名城大学農学部),平舘俊太郎(九州大学大学院農学研究院)

アクセスについて
○中部国際空港~名古屋駅方面 http://www.centrair.jp/access/access/
1.名古屋鉄道利用 http://www.meitetsu.co.jp/train/centrair/
中部国際空港駅から最速28分(ミュースカイ利用の場合)。 
(時刻表:http://toyobus.jp/jikoku_hyo.html)
2.バス利用 
リムジンバスをご利用の場合  http://www.meitetsu-bus.co.jp/airport/limousine
〇県営名古屋空港~名古屋駅方面 
1.バス利用
  空港バスをご利用の場合 http://aoi-komaki.jp/apshuttle1
◯名古屋駅~天白キャンパス http://www.meijo-u.ac.jp/about/access/
1.地下鉄ご利用の場合
名古屋駅乗車―(地下鉄東山線)―伏見駅乗り換え―(地下鉄鶴舞線)―塩釜口駅下車
2.JR・地下鉄ご利用の場合
 名古屋駅乗車―(JR中央線)―鶴舞駅乗り換え―(地下鉄鶴舞線)―塩釜口駅下車


第64回日本ペドロジー学会野外巡検のお知らせ

日本ペドロジー学会の野外巡検を2018年3月3~4日に以下の要領で開催いたします。どうぞ奮ってご参加ください。

テーマ:東海三県の黒ボク土

内 容:近隣に主要な活火山のない東海三県に分布する数断面の黒ボク土を観察する

日 程:2018年3月3日(土)~4日(日)
3月3日(土) 8:00 名古屋駅新幹線口集合→9:20 黒ボク土断面(鈴鹿市)観察→13:30 木曽川泥流堆積物(各務原市)見学→14:20 熱田層上層部・御岳軽石Pm-3(各務原市)見学→15:15 黒ボク土断面(各務原市)観察→18:15 宿(はづ別館)着(新城市)
3月4日(日) 7:45 宿出発→8:00 馬背岩(新城市)見学→ 9:15 蛇紋岩の風化の様子(新城市)観察→ 10:40 中央構造線露頭(新城市)見学→ 11:40 黒ボク土断面(新城市)観察→ 12:55 もっくる新城(新城市)休憩→ 16:00 名古屋駅新幹線口着

参加費:21,000円(3日昼夕食,宿泊代,4日朝昼食代,資料代を含む。ただし,参加人数により費用に多少の増減があります。)

コンビーナー:瀧 勝俊(愛知県),平舘俊太郎(九州大学),村野宏達(名城大学),若林正吉(農研機構)

募集人数:35名(バス1台,申込先着順)

参加資格:日本ペドロジー学会会員に限ります。ただし,参加申込時に入会手続きを行うことも可能です(年会費:正会員4,000円,学生会員3,000円)。日本ペドロジー学会賛助会員所属の非会員1名は会員と同じ条件で参加可能です。

申込方法2018年2月2日までに別紙の「巡検参加申込書」にてE-mailでお申し込みください。申込人数が35名に達し次第締切ります。参加受付された申込者には後日,E-mailにて振込先をお知らせしますので,参加費を2018年2月16日までにお振込ください。

申込先:名城大学農学部 村野宏達 E-mail:murano@meijo-u.ac.jp Tel:052-838-243


日本ペドロジー学会2018企画 第4回ワンポイントセミナー


日本ペドロジー学会2018年度大会の前日の午後、下記の集会を企画いたしました。みなさんのご参加をお待ちしております。

テーマ:「黒ボク土を分類してみよう!」

日時: 2018年3月1日(木) 15:00~18:00

場所: 名城大学天白キャンパス共通講義棟東(3F H302)

趣旨
黒ボク土は,日本の陸地面積の約1/3を占めるとも報告されており,また主として台地や平野に分布することから農業上の重要性が高い土壌でもある。このセミナーでは、(1)黒ボク土の基本的なコンセプトや捉え方、および分類方法について、あまり馴染みのない方々にもわかりやすく解説するとともに、(2)黒ボク土の分類に関する問題点とその改訂点について、第5次分類・命名委員会で議論された内容を中心に紹介する。このセミナーを通じて、黒ボク土に対する理解が深まるとともに、より適切な分類法の提案や関連研究の進展を期待している。

プログラム
1.講演 「日本土壌分類体系における黒ボク土の基本的なコンセプトと分類方法」
今矢 明宏 (国際農林水産業研究センター)
2.質疑応答

参加方法
事前登録は必要ありません。当日、会場にお越しください。参加費無料。

お問い合わせ先

日本ペドロジー学会2018年度大会前日企画事務局コンビーナー
礒井 俊之(isoi@meijo-u.ac.jp
瀧 勝俊(katsutoshi_taki@pref.aichi.lg.jp
若林 正吉(shokichi@affrc.go.jp
平舘 俊太郎(hiradate@agr.kyushu-u.ac.jp
村野 宏達(murano@meijo-u.ac.jp

 

 

2017年12月15日