日本ペドロジー学会 日本土壌分類体系

 2003年に「日本の統一的土壌分類体系-第二次案(2002)-」(以下2次案)が刊行され、その後農業環境技術研究所(現 農研機構)より 2次案をもとに「包括的土壌分類第1次試案」(2011)が公表されました。日本ペドロジー学会では、2次案の課題検討と今後の日本土壌分類体系の在り方を考える目的で、2013年に第五次土壌分類・命名委員会を発足し、第三次案ではなく『日本土壌分類体系』を策定するに至りました。

 この体系は完全なものではなく、むしろ、新しい知見が加わるにつれて、分類は進化していくものです。より完成度の高い分類として改善を加えていくために重要なことは、使っていただくこと、そして、問題点をどんどん指摘していただくことです。特に、土壌と関連のある研究論文の発表にあたっては、アメリカ農務省のSoil Taxonomy(2014)、世界土壌資源照合基準(WRB 2014)などのみならず、『日本土壌分類体系』による分類名も積極的に併記していただくようお願い申し上げます。

 日本ペドロジー学会では、これからも、世界でも通用する日本国内の土壌分類として『日本土壌分類体系』を更新していく所存です。思うように分類できない、分かりにくい、などの具体的なご意見は学会事務局までどしどしお寄せください。

2017年8月1日
日本ペドロジー学会

日本土壌分類体系(PDF)


【引用記載例 / Recommended citaion】
日本ペドロジー学会第五次土壌分類・命名委員会 2017. 日本土壌分類体系,p. 53,日本ペドロジー学会.

The Fifth Committee for Soil Classification and Nomenclature 2017. Soil Classification System of Japan, p. 53, The Japanese Society of Pedology.