日本ペドロジー学会2025年度大会・第64回公開シンポジウム・第70回日本ペドロジー学会野外巡検のお知らせ
- 日本ペドロジー学会2025年度大会(後援 東京農業大学)
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日本ペドロジー学会は、2025年度大会を以下の要領で開催いたします。本大会は、ポスターセッションおよび公開シンポジウムの2部構成です。野外巡検(8月8~9日)も開催いたします。皆様の参加を心よりお待ちしております。尚、大会・公開シンポジウムの様子を写真や動画を撮影し、その様子をペドロジー学会HPや大学等の共催機関の広報活動に使用することがあります。使用を希望しない場合は申込み時に受付にお申しつけください。
日時:2025年8月7日(木)8:30〜17:00
会場:東京農業大学世田谷キャンパス(東京都世田谷区桜丘1-1-1)
日程:
8月7日(木)
08時30分〜09時00分 受付開始・ポスター掲示(国際センター2F会議室)
09時00分〜11時00分 ポスター発表(国際センター2F会議室)
11時15分〜12時00分 総会(国際センター2F榎本ホール)
12時00分〜13時00分 休憩
13時00分〜17時00分 公開シンポジウム(国際センター2F榎本ホール)
17時15分〜19時00分 懇親会(国際センター1Fレストラン)
大会実行委員長:加藤 拓(東京農業大学)大会担当幹事:小林孝行(日本大学)、中塚博子(東京農業大学)
参加費等:大会参加費は、発表の有無に関わらず2,000円(不課税)、公開シンポジウムのみの参加費は無料です。懇親会費は事前参加申込(2025年7月28日まで)の場合、正会員5,000円、学生3,000円、当日申し込みの場合は7,000円です(いずれも不課税)。大会参加費および懇親会は2025年8月1日までにお振込下さい。大会参加費および懇親会費の振込先は、事前申込みフォームからお申込いただいた直後の画面にてお知らせします。事前参加申込のフォームは最下段にございます。講演要旨はpdfにて、事前参加申込にてご登録いただいたメールアドレスに送付いたします。
ポスターセッション発表申込について:
発表希望者は、最下段のMicrosoft Formsの「大会・巡検申込みフォーム」から事前参加登録を行うとともに、電子メールにて2025年7月31日までに、A4サイズ1枚の要旨を添付ファイル(Windows版MS-Word)で下記の送付先までお送りください。ただし、発表者(○印がある人)は学会員に限ります。また、申込み時にポスター賞へのエントリーの有無を選択してください。
要旨作成のフォーマットは、表題(MS Pゴシック14ポイント、中央揃え)、発表者氏名・所属(MS Pゴシック12ポイント、講演者名の前に○印)、1行以上空けて、本文(MS P明朝10~12ポイント)を記載してください。余白は、上下左右、ともに25mm以上空けてください。
ポスターはA0サイズ(幅90cm×高さ120cmのボードに貼れるサイズ)で作成をお願いします。また、発表要旨はペドロジスト誌(69巻2号の予定)に掲載いたしますので、あらかじめご了承ください。なお、送付いただいた要旨原稿をそのまま利用しますので、発表者に追加でお願いする作業はございません。要旨送付先:東京農業大学 応用生物科学部 農芸化学科 加藤 拓
E-mail: tk205721@nodai.ac.jp - 第64回公開シンポジウムのお知らせ(第一回)
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趣 旨:
火山灰を主な母材として生成する黒ボク土。ペドロジー的に今一度、古植生、テフロクロノロジー、炭素貯留という観点から生成について包括したい。黒ボク土には、なぜ炭素が貯まるのか、貯まっていないのか。腐植物質の捉え方は今と昔で同じなのか、違うのか。物理分画では「腐植物質」の存在をどう考えるのか。Alpと土壌炭素量に関係性が高いことは否定されていないところだが、それはAl腐植複合体と従来通りに捉えて良いのか。バイオ炭は黒ボク土の炭素貯留に果たしてどれくらい影響するのか。化学分画による腐植物質研究と物理分画による土壌有機物(腐植)研究へとアプローチが多様になってから10年以上経過した今、黒ボク土の生成を様々な観点から考える。
コンビーナー:藤嶽暢英(神戸大学)、平舘俊太郎(九州大学)、加藤 拓(東京農業大学)
アクセスについて:
東京農業大学HPをご参照ください
https://www.nodai.ac.jp/campus/map/setagaya/シンポジウムの詳細は追ってお知らせします。
- 第70回日本ペドロジー学会野外巡検「富士山西麓に分布する黒ボク土」
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日本ペドロジー学会の野外巡検を2025年8月8日~9日に以下の要領で開催いたします。どうぞ奮ってご参加ください。尚、巡検中の様子を写真や動画を撮影し、その様子をペドロジー学会HPや大学等の共催機関の広報活動に使用することがあります。使用を希望しない場合は申込み時にお知らせください。
テーマ:富士山西側に分布する黒ボク土
内 容:から約10万年前の富士山の古富士期と呼ばれる火山活動のうち、特に2 - 3万年前の最終氷期に噴出物が泥流として堆積した古富士泥流を母材とした富士山西麓に広がる黒ボク土地帯を巡検します。公開シンポジウムでの議論を受け、土壌生成や分類についても議論する予定です。また、奇石博物館の見学も行う予定です。
日 程:2025年8月8日(金)~9日(土)
8月8日(金)8時30分 東京農業大学世田谷キャンパス集合→奇石博物館→日本大学生物資源科学部富士自然教育センター(昼食・土壌断面観察)→富士山リゾートホテル着
8月9日(土)宿出発 9時00分→道の駅朝霧高原→朝霧高原(土壌断面観察)→志ほ川バイパス店(昼食)→新富士駅(新幹線駅途中下車)→東京農業大学世田谷キャンパス着
参加費:25,000円(8日昼夕食、宿泊代、9日朝昼食代、資料代を含む)
コンビーナー:犬伏和之(東京農業大学)、小林孝行(日本大学)、中塚博子(東京農業大学)、加藤 拓(東京農業大学)
募集人数:45名(バス1台、申込先着順)
参加資格:日本ペドロジー学会会員に限ります。ただし、参加申込時に入会手続きを行うことも可能です(年会費:正会員4,000円、学生会員3,000円)。日本ペドロジー学会賛助会員所属の非会員1名は会員と同じ条件で参加可能です。
事前参加申込:大会ならびに巡検への参加希望者は、2025年7月28日までに下記のMicrosoft Formsの「大会・巡検申込みフォーム」からお申込ください(QRコードからもお申し込みできます)。巡検参加費は2025年8月1日までにお振込下さい。振込先はお申込いただいた直後の画面にてお知らせします。巡検は、申込人数が45名に達し次第締切ります。
https://forms.office.com/r/zvHgtnu49X